■日常
PodやHDDレコーダにも私的録音録画補償金制度を導入する云々と言う話が再燃している。CD-RやDVD-Rなどの保存用メディアに課金する制度を、iPodやHDDレコーダの様に一時的な保存機器に適用するというのは変な話だ。
ちょっと考えてみた。
まず、映像と音楽を一緒に考えると面倒なので、音楽だけに限定して考える。
加えて、iTune等のダウンロード販売はまだまだ少数派なので、取りあえず考えない事にした。
そして、ファイル共有ソフト等で音源を入手しているのは明らかに「犯罪」なのだから私的録音録画補償金の話とは切り分ける。
大体、全体からしたら不正入手しているのはホンの一部だろう。
次に、私的録音録画補償金制度が元々何のために生まれてきたかを確認。
元々、アナログ時代は私的なコピーは個人の権利として認められていた。
それがデジタルの時代になり、元と同質のコピーが作られる事による権利者の損失を補填する目的で作られている。
つまりは、こういう事だろうか?
1.レコードを購入した人はいつでもレコード(高音質)を聞ける。レコードをレンタルしてテープにダビングした人はテープの低音質の物しか聞けない。低音質で我慢できなくなったり、テープが延びちゃったりした人はレコードを買う可能性があるので、コピーに対してそれほど煩くなかった。
2.でも、CDをレンタルしてCD-Rに焼くとCDと同等音質だから、レンタルした人がその後 CDを購入するとは思えない。権利者団体は、CDが売れる事が大事。CDを買わずに音楽を聴く人からは補償金を取りたい。だからCD−R の方に課金しちゃえ。
3.iPod等が普及して、CDをレンタルした人がCD-Rに焼かずに、iPodに入れるだけで済ませるようになった。
4.だから入ってくる補償金が減っちゃった。それならiPodにも課金しちゃえッ!
あくまでも上記の私の理解を前提に話をすると、今回のiPod課金は、CDを購入しないレンタルユーザをターゲットにしているように思えてならない。
CDを購入した人が自分のCDをバックアップのためにCD-Rに焼く事も無いとは言えないが少数派だろう。ココは単純に、「CDを購入した人はCD-Rは買わない」と考えると、1〜2までで CD-R等のメディアへ課金した事はまぁ理解できる。
でも、CDを持っている人も自分で買ったCDの曲をiPod等で聞きますよねぇ。
CD購入=その曲を聴く権利を購入 ですから、自分で買ったCDをリッピングしてiPod等で聞く事は何ら問題無いでしょう?
私のPlay-yanの中には約200曲のMP3が入っていますが、全て自分のCDから取り込んだ物です。
音楽の聴き方が変っただけなのに、iPod等へ課金すると言う事は、本来権利者団体が一番厚遇しなきゃいけないはずのCD購入者からも、レンタルユーザと一律に補償金をむしり取ろうしている事になる。
釈然としません……。
ねぇねぇ、CD-Rへの課金を止めて、レンタルCD料金に補償金を上乗せすれば?
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